Divine Spirit

世界観

和風学園ファンタジー

陰口悪口恨み辛み。　人の負の感情によって生み出されていく小さな妖達。文明の発展と共に荒んだ人の心から生まれた彼らは瞬く間に世界中に広がった。

人の目に移らぬ彼らは人々に纏わり付き、次々と原因不明の死を遂げる人が増加。恐怖に包まれる世界。

なんとかしてくれと人々が各国の政府に詰め寄る中、立ち上がった人たちがいた。

彼らを知っている人々は、それを『祓い屋』と呼ぶ。

巫女の素質を持った人。山伏の素質を持った人。巫女の素質を持った人は憑物を落とし、山伏の素質を持った人はそれを祓う。

そうして2人1組で組んだ祓い屋達のおかげで妖は減少。さらに陰陽師の素質を持った人間により、日本のとある街に彼らを封じ込めることに成功した。

だが人の中には稀に妖の味方をしその力を悪用しようと考えるものもいる。そうした事態を防ぐために各国の政府はこの事実を隠蔽。

こうして『祓い屋』は表舞台に立つことはなく、影で動く組織となった。

そして妖を閉じ込めた街に『祓い屋』を育成する学校がひっそりと作られた。表向きは普通の高校。だがその実態は素質のある人間だけが入学できる政府公認の特別な学校。

主人公の水瀬菜月は、突如政府からその高校への転入を命じられ、訳もわからないままその高校へ転入する事となった。